ピストイア市立博物館:コムーネ宮殿の傑作

ピストイア市立古代美術館は、地元の美術史700年を網羅するコレクションを誇る市の主要美術館です。14世紀建造のコムーネ宮殿に収蔵され、フィレンツェ派とピストイア派の絵画、彫刻、工芸品を年代順に展示しています。入場料わずか€3.50、家族連れや学校向けの教育プログラムも充実。
見どころ:
– 300点以上の展示作品
– 最上階のプッチーニ・コレクション
– ジョヴァンニ・ミケルッチ資料センター
– 年中無休(月曜休館)


イベント 周辺


Copertina itinerario ピストイア市立博物館:コムーネ宮殿の傑作
13世紀から20世紀までの300点以上の美術作品を所蔵。14世紀建造のピストイア・コムーネ宮殿にて、プッチーニ・コレクションとミケルッチ・センターを併設。

知っておきたいこと


はじめに

ピストイアのドゥオーモ広場にあるピストイア市立博物館に入ると、石段の足音だけが響く静寂が迎えてくれます。14世紀のパラッツォ・コムナーレは、トスカーナの7世紀にわたる芸術を物語る300点以上の作品の完璧な舞台です。13世紀の金箔の板絵から19世紀のロマン派絵画まで、各室は過去への飛躍です。そして景色があります。中二階の窓から広場を覗くと、自分が歴史の一部になったように感じられます。

歴史概要

この美術館は1893年に最初の作品が集められ、1922年パラッツォ・デッリ・アンツィアーニ(現在の市役所)で一般公開されました。コレクションの大部分は18世紀末に廃止された修道会から寄贈されたもので、その後市に寄付されました。1950年代には最上階にスペースが拡張されましたが、現在の展示は1982年のものです。1914年にはプッチーニ・コレクションが加わり、ミケルッチ・センターは1980年に設立されました。以下が主要な出来事です。

  • 1893年 – 最初の収蔵
  • 1922年 – 正式開館
  • 1914年 – プッチーニ寄贈
  • 1956年 – 最上階拡張
  • 1980年 – ミケルッチ・センター
  • 1982年 – 現在の展示

必見の作品

1階にはピストイア派の代表作があります。サン・フランチェスコ(コッポ・ディ・マルコヴァルド作)は金地のイコンで、今も祈りをささげているかのようです。隣には、リッポ・ディ・ベニヴィエーニのキリストの哀悼と、1310年の巨匠の聖母子と聖人たちがあり、コレクションの質がすぐにわかります。さらに、ロレンツォ・ディ・クレディの聖会話やベルナルディーノ・デッティのペルゴラの聖母などの傑作が続きます。各展示室は近くで鑑賞できるよう工夫され、解説も明確です。古い美術が好きなら、ここで感動すること間違いありません。

プッチーニ・コレクションとミケルッチ・センター

3階に上がると、プッチーニ・コレクションがあなたを別世界へ誘います。パトロンであったニッコロ・プッチーニが収集した14世紀から19世紀までの絵画が展示されています。ジミニャーニの『エロとレアンドロ』やベッツォーリの『ニッコロ・プッチーニの肖像』などは、当時のロマン主義的な趣味を反映しています。次に中二階にあるジョヴァンニ・ミケルッチ文書館には、ピストイア出身の建築家による2000点以上の図面が保管されています。静かな場所で、設計図をめくり、模型を鑑賞することができます。古代美術を楽しんだ後の、モダンなひとときです。

訪れる理由

第一の理由:ピストイアの主要博物館であり、他では見られない地元の歴史が凝縮されています。第二に:入場料はたったの3.50ユーロで、有名な美術館のような行列なしに、非常に質の高い作品を鑑賞できます。第三に:バリアフリー対応で、充実した教育プログラムがあります。ピストイアに来たら、街を理解するために必見の場所です。

訪れる時期

私の意見では、最適な時間帯は夕方遅く、16~17時頃です。その時間帯は、低い角度の光が館内の窓から差し込み、絵画を温かく照らします。日曜の朝は静かですが、夏は夕方の時間(火曜は15時開館)がおすすめで、その後は涼しい広場を散歩するのも良いでしょう。月曜は休館のため避けてください。一度の訪問で十分に堪能できます。

周辺の見どころ

すぐ近く、サン・ゼーノ大聖堂と洗礼堂を訪れ、その後はチェッポ施療院博物館(同じ博物館ネットワークの一部)で迷ってみてください。もう一つの宝石は市場のあるサーラ広場で、文化鑑賞後のコーヒーに最適です。時間があれば、スコルニオのヴィッラ・プッチーニ庭園は芸術と自然の中でのピクニックにぴったりです。

旅程 周辺


💡 知らなかったかもしれないこと…

豆知識:美術館の始まりは1893年、解散した修道会から収集した作品が基となっています。ミケルッチ・センターがある中二階の窓からはドゥオーモ広場の絶景が楽しめます。同センターには建築家のデッサン2000点以上が所蔵されています。